オーロラ

オーロラはがっかり!?肉眼では雲にしか見えないってほんとなの?

オーロラ見に行ったけど、雲のようにしか見えなかった…

もしかしたらオーロラを見に行った人から、そんな話を聞いたことがある人もいるかも知れません。

 

オーロラって写真でみると色とりどりでめちゃくちゃ綺麗ですよね。

 

雪に覆われた森や山々、空に輝く美しい星とひときわ輝く緑色の光。それはまるでおとぎ話や神話に出てくるような幻想的な光景そのものです。

 

しかし気になるのはネットとかの体験談で、オーロラが雲にしか見えないという意見をちらほら見かけることがあるってこと。

 

特に…オーロラを見るとなると、長い時間をかけてわざわざ地球の反対側近くの国にまで行くわけです。時間もお金もかけて見えるのが、ただの雲じゃガッカリですよね…

画像犬ぞりチームカナダで犬ぞりガイドをしていた頃のドッグチーム

僕は犬ぞりガイドとして冬を過ごしたカナダで、何度もオーロラに遭遇しオーロラの大ファンになりました。

 

そんな僕の経験から言えば、

 

オーロラ「肉眼でも」ちゃんと色がついて見える驚くほど美しい!

画像オーロラカナダでキャンプをしている時に出たオーロラ

もの。

 

ただその一方、夜空に浮かぶ雲を見て、あれ?オーロラ出たんじゃない!?」

と一人で勝手に盛り上がって、一人で勝手に落胆した経験も1度や2度じゃ聞かないので…雲みたいなものしか見えなくてガッカリしたって人の気持ちも、よくわかるんですよね…。

オーロラは雲にしか見えない?

残念なお知らせがあります。

 

 

 

確かに雲にしか見えないオーロラというのは多いってことです。

 

下の写真を見てください。

画像弱い日のオーロラ。カナダで見た弱い日のオーロラ。肉眼では雲にしか見えなかった

この写真は自分が初めてオーロラを見た時のもの。素晴らしく美しいというわけではないですが、それでも一応オーロラらしく緑色に写っていると思います。

 

でもこのオーロラ肉眼では雲にしか見えなかったんですよね。

 

実はオーロラには強さにレベルがあります。

このレベルが強い日なら、「肉眼でも」オーロラは写真で見るような緑色に見えます。それどころか超高レベルになれば黄色といった違う色のオーロラにさえ見えることさえあるんです

 

ところが逆にレベルが低い日には…オーロラも光ってはいるんですが、白くボヤーっとしたものにしか見えないんです。これが雲に見えるってわけなんですね。

弱いオーロラもカメラを通すと緑に映る!?

[voice icon=”https://www.tabigurashi.com/wp-content/uploads/2017/08/tsuchimoto0I9A6480_TP_V.jpg” name=”悩む女性” type=”r”]あれ?でも写真では緑に写ってるじゃん、どういうこと?[/voice]

 

そう、実は不思議な話なんですが、自分の目では見えないオーロラでもカメラで撮るとちゃんと緑色に映ります

 

これは人間の目ではわからない光の色の波長も、カメラでなら捉えることができるということのようなんですが…まぁ、詳しくは置いときます。とにかく肉眼では雲にしか見えないオーロラも、写真にすればちゃんとオーロラだってことがわかるってことです。

 

だからオーロラツアーとかに参加しても、肉眼では雲にしか見えないオーロラを写真で撮って、「はい、オーロラ出ましたね」とやることって結構あります。

でもやっぱりちゃんと色のついたオーロラが見えなければ、オーロラを見たって気にはなれないですよね。

 

ただ残念ながら、月によっては半分くらいはこのレベルの低いオーロラだったりします。短期滞在でうまくこのオーロラに当たるに人は多くなく、ガッカリしてしまうことになる人が多いってわけなんですね。

安心して!オーロラは肉眼でも見えるよ!!

じゃあ結局オーロラっていうのはガッカリなんでしょうか?

 

そんなことないです!!

 

オーロラにはレベルがあると言いましたが、強い日には「肉眼でも」本当にこんな風に見えます。

画像オーロラレベル5の日のオーロラ。空一面がオーロラに包まれた

これは別の日に、自分が住んでいた家の上に出たオーロラです。

この日はオーロラが空一面に出ていましたが、このレベルまで来ると、もうマジで写真のまま

 

オーロラの場合、色が段階的に変わるのではなくて、いきなりに変わります。そのためこの日の空は空中を緑の光が埋め尽くし、月のない夜、雪にオーロラが反射して地面まで緑に…。上から下から淡い緑の光に照らされて。本当に幻想的な光景でした。

肉眼でガッカリしないオーロラを見るにはどうしたらいいの?

ではガッカリしないオーロラを見るためには、一体どうすべきなんでしょう。

 

はっきり言ってしまえば、一番いいのは長期滞在してしまうことです。

3日間のツアーなどでも、うまいことオーロラ爆発にぶつかって3日ともすごいオーロラを見れた!というようなラッキーな人はいます。けれどオーロラを見るには、太陽の活動、天気など色々な要素が絡んでくるので、短期滞在では満足のいかない結果になることも少なくはないんですよね。

だから、あなたが学生やフリーターのような「お金はないけど、時間がある」という人ならばそれはむしろ大チャンスです。タダ同然で海外に滞在する方法はあっても、時間を作ることは難しいですからね。

オーロラ予報を活用しよう

ただ現実的にはなかなか時間的にも金銭的にも、長期で滞在するのは難しいって人がほとんどですよね。

そういう時にはオーロラ予報のサイトが役にたつかも知れません。

画像オーロラ予報オーロラ予報。この日のオーロラのレベルは3だ

オーロラ予報のサイトでは、その日オーロラが出る可能性のある地域(オーロラベルト)とオーロラがどのくらいレベル(強さ)になりそうかをサイト上で発表しています。

参考にあげた日だと、オーロラ予報のレベルは3。

画像オーロラレベル3極地の街ドーソンシティでのレベル3のオーロラ。月が出ているが肉眼でもオーロラらしく見えた

レベル3であれば、肉眼でもオーロラらしいの色と形が確認できるもの。

画像オーロラレベル5カナダで発生したレベル5のオーロラ。空一面がオーロラで覆われた

レベル5で、空一面が覆われるような強いオーロラ、6以上になると、少しずつ違う色が見え始めます。

 

逆にレベル1や2だと、肉眼では雲にしか見えないオーロラどまりのことが経験上は多いです。

オーロラ予報のサイトでは、ある程度の長期予報もサイト内で発表しているので、オーロラを見に行く日付に迷っているなら長期予報でオーロラが強そうな日を狙って見るのも一つの手です。

 

ただオーロラは予報で強ければ必ず見れるってわけじゃありません。オーロラが出るかどうかはプロでも予想しにくいくらいですし、オーロラは雲が出ればすぐ隠れてしまうので天候にも気をつけないといけませんから、狙って見ようというのはかなり難しいものがあります。

 

だからできることならどっしり構えて欲しいのも事実。ただそれがやはりどうしても無理ならば滞在期間中のベストな日を、オーロラ予報で選んでオプショナルツアーでオーロラ鑑賞に参加するなど少し柔軟に対応できる旅程にしておくとオーロラを見ることのできるチャンスは上がるかも知れません。

また宿泊先も街中のホテルよりは、できることなら郊外型のキャビンなどにしておくとオーロラを見に出れる時間が増えるのでいいオーロラを見れるチャンスは増えそうです。

まとめ

レベルの低いオーロラは雲のようにしか見えず、ガッカリ体験だ、というのはまぎれもない事実。

しかしレベルの高いオーロラは本当に素晴らしく色とりどりの光が空に乱舞したあの光景は、自分を旅人の道から抜け出せなくなるきっかけになったほど魅力に溢れています。

 

誰もが満足できるようなオーロラを見るのは、旅行会社が宣伝しているほど簡単なものではありません。

ただ素晴らしいオーロラは人生の転機にもなりえます。

 

チャレンジできる機会があるならば、ぜひチャレンジしてもらいたいものです。