タイ・バンコクには二つの国際空港があります。一つはバンコクの東側にあるスワンナブーム国際空港。そしてもう一つがドンムアン国際空港。
さてこのドンムアン国際空港ですが、僕のようにエアアジアなどLCC(格安航空会社)を使う機会が多い人なら、こちらを使うことがほとんどなんじゃないでしょうか。
さてそんなドンムアン空港、実はプライオリティパスを使っている人なら使えるラウンジが結構あるんですよね。今回、ドンムアン空港を訪れた際、このラウンジをはしごしてきたので、その結果をまとめてみました。
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タイ・ドンムアン空港のラウンジはどんな感じ?
今回自分が利用したのは、国際線ターミナルである第一ターミナル。
ここには「The Coral exective Lounge」と二つの「Miracle Launge」があり、それぞれ2〜3時間の滞在が可能。ドンムアンは割と早くからチェックインできるので、早くきてしまってもラウンジでゆったりするということが可能ですね。
どれも無料の食事や飲み物、フリーWifiなど必要な設備はばっちり整っている居心地のいいラウンジでした。ただそれぞれ少し設備が異なっている部分もあったので、今回はそれについてまとめていきますね。
ドンムアン空港には国際線の第1ターミナルに3つの他にも、国内線の第2ターミナルに3つ。あわせて6つのプライオリティパスラウンジがあります。
プライリティパスって何?
プライオリティパスというのば世界中にあるラウンジが使えるようになるサービスのことdす。
会員カードを持っていればドンムアン空港にある6つのラウンジを含めた「世界143ヶ国500都市、1200箇所以上のラウンジ」を使えるようになります。
自分が旅カードの1枚として楽天プレミアムカードを使うようになったのも、8割以上このプライオリティパス目当てです。なんと
楽天プレミアムカードには特典としてプライオリティパスの最上位会員資格がついてくるので、ラウンジが何度でも無料で使い放題できてしまうんですよね。
楽天プレミアムカード自体は年会費がかかるカードなんですが、プライオリティパスの使い放題会員は本来なら4万円以上の年会費がかかるサービスなので、これだけですぐ元はとれちゃいます。年に何回か空港を使う機会があって、一人で移動することが多いって人には特にオススメですね。
マッサージが受けられる?「The Coral Executive Lounge」
国際線ターミナルにある3つのラウンジの中で、もっともわかりやすい場所にあるのが「The Coral Executive Lounge」です。荷物検査を通過したほぼ正面、消費税(VAT)の払い戻し窓口の隣にあります。

受付でプライオリティパスを見せ、エスカレーターを下った先にあるのがラウンジスペース。

おそらくドンムアンのラウンジの中では古いほうであるためか、全体的に設備も少し古いような印象を受ける部分もありますが、エグゼクティブと名乗るだけあって内装はちょっと豪華な感じ。

なんというか最新のデザイナーホテルじゃなくて、ちょっと伝統ある高級ホテル系の内装、と言ったところでしょうか。
The Coral Executive Loungeでは無料で食事も食べられる

The Coral Executive Loungeでは食事をとることもできました。
メニューは中華風焼きそばや、野菜炒め、酢豚のような暖かいものやサンドイッチやサラダなど種類も多彩。ただ主に外国人が使用することが多いためか、タイと言って想像するような辛い料理は置いていませんでした。

飲み物も暖かい飲み物やコーラなどのソフトドリンクが飲み放題。缶ジュースなども用意されているので、自由に取ることができます。
荷物検査はすんだエリアにあるので、ここでもらった水などを機内持ち込みすることもできますね。

アルコールは有料で注文して持ってきてもらう形になっていますが、ビールに関しては無料です。シンハーやチャンなど、タイビールの飲み納めができるのは嬉しいところ。
無料のマッサージがある?
このラウンジで面白いと思ったのが、マッサージのサービスでした。
受けられるのはソファに座ったままできる背中や肩などのマッサージ。ラウンジに滞在している間に専門のスタッフが回ってきてくれます。
自分の場合は特に疲れていなかったので使用しませんでしたが、タイでの乗り換えなどを行う人にとっては嬉しいサービスなんじゃないでしょうか。
ターミナル窓側「Miracle Lunge」
国際線ターミナルにはラウンジが二つありますが、そのうち2つはミラクルラウンジです。
どちらも荷物検査場を通過した後、左に曲がったエリアにあります。一つは窓側、The Coral Loungeをすぎて少しだけ歩いたところにあり。もう一つはその反対側、ターミナルよりで免税品などがあるエリアにあります。

こちらのMiracle LoungeはThe Coral Executive Loungeと同様、受付をした後一階降りたところに作られています。

内装はなんというか、あまりよくはないかなという感じ。ホテルの会議室とか小パーティースペースに間に合わせでソファや、テーブルを並べたような間に合わせ感があります。
しかも天井が低いので、ちょっと圧迫感があるのもマイナス点。

ただこちらにも同様に無料で食べれる食事もあります。メニューはほとんど同じようなもの、暖かいご飯のほかサンドイッチなど、他のラウンジと内容はほぼ同じ。飲み物も無料です。
ただたまたまかもしれないですが、広さのわりに利用者が多いような印象があり、なんとなく窮屈さを感じて自分はすぐ出てしまいました。

ただ奥のほうのソファは結構ふかふかですよ!
ターミナル側「Miracle Lounge」
最後に紹介するのがもう一つのMiracle Lounge。ターミナル側の免税店の隣にあるラウンジで、エスカレーターであがったところにあります。

個人的には現時点(2019年時点)で国際線ターミナルにある3つのプライオリティパスラウンジの中で、一番オススメだと思っています。
というのも他二つのラウンジが下に降りたところにあるためかすこし狭苦しく感じるのに対して、こちらのラウンジは少しあがったところにあるため圧迫感がないんですよね。

待ち時間に作業したいという人にぴったりなおちついた作業スペスや

ゆったりと座ったりできるリクライニングシートもあり。全体的に設備も新しく、清潔感があります。

もちろん裏にあるキッチンから運ばれる食べ物も食べ放題。暖かい食べ物だけじゃなく、ケーキなどもがっつり食べれます。コーヒーメーカーがあるので、ラテやエスプレッソなども飲めるのも嬉しいです。
一応ルール場は2時間までという縛りはありますが、ゆったり時間を過ごしたいという人には一番オススメできるラウンジなんじゃないでしょうか。
まとめ
タイ・ドンムアン空港の第ターミナルには、「The Coral Executive Lounge」と二つの「Miracle Lounge」という3つのプライオリティパスラウンジがあります。
個人的に一番オススメなのは、免税店の隣にある新しいほうの「Miracle Lounge」。天井の高い広々とした空間に、座り心地の良いソファやリクライニングシート。作業スペースなども揃っているので、飛行機の出発前までゆっくりと自分の時間を過ごしたいという人にはぴったりですね。
とはいえどのラウンジも座り心地の良いソファに、無料で食べられる暖かい食事やデザート。フリーWifiや充電と空港で使えれば嬉しい設備は揃っています。
ラウンジが自由に使えれと混雑している充電スポットで立ちながら充電することも、座れる場所を探して待合室をうろうろすることも、トイレで順番待ちすることもなくなるので、空港での待ち時間はずっと楽になります。居心地
プライリティパスってどうやって作るの?
さてドンムアン空港にある3つのラウンジを含めた「世界143ヶ国500都市、1200箇所以上のラウンジ」が使えるプライオリティパス。これを手に入れるなら、直接作るよりクレジットカードの特典で作るほうが絶対お得です。
と、いうのもクレジットカードでプライオリティパスを手に入れた場合、本来は4万円かかるプライオリティパスの使い放題会員が半額以下で手に入れられるからなんですね。
自分もこのプライオリティパスが欲しくて、楽天プレミアムカードを旅カードの1枚として使うようになりました。国内カードラウンジや空港からの荷物配送までついてくるこのカード。年に何回か国外の空港を使う機会があるという人なら絶対元は取れるので、特にオススメですよ!