ベトナム

ベトナムとはどんな国なのか?あなたの知らない5つの意外な事実

ダナンの市内にあるビーチ。ミーケービーチ。土日は混み合うが平日は混雑していない

ベトナム。

近年経済的にも日本との繋がりが強くなってきているベトナム。他の国と比べてると歴史などの分野で目にすることも多く、旅行先としても少しずつ人気が高まってきているベトナムではありますが、「どういう国か?」と言われると、よくわからないという人も多いかもしれません。

というわけで今回は自分が6ヶ月以上に及んだ長期のベトナム滞在で見てきたベトナムがどういう国かという話と共に、以外とあまり知られていないベトナムの事実をまとめてみたいと思います。

ベトナムの基礎知識

ベトナムは日本から飛行機で(4~7)時間ほど行ったところにある。東南アジアの国です。

人口はおよそ9200万人。中国、ラオス、カンボジアの山国と国境を接していて、領土面積はおよそ33万平方㎞とASEAN諸国の中では、インドネシア、ミャンマー、タイに次いで4番目に大きな国です。

通貨は独自の通貨である「ドン」。一時は少し鈍化したとも言われるものの、活発な経済成長の最中にあり、GDPは毎年6%ほどの規模で成長しているとも言われています。

ベトナム意外5つの事実。あまり知られていない

  • 縦に2000キロ。実は大きな国ベトナム
  • 言語は54種類!実は多民族国家であるベトナム
  • 平均年齢28歳。若さに溢れる国ベトナム
  • 日本語は第二言語?親日気運高い国ベトナム
  • 物価の安さから旅行先として人気上昇中。コスパの高い観光大国ベトナム
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実は大きな国ベトナム

さてベトナムというとなんとなく小国、小さな国というイメージがあるかと思います。

これは国としての知名度が低いというのはもちろんですが、知っている人でも、アメリカや中国などの超大国に振り回されてきた歴史を思い受かべる人が多いというところからきているかも知れません。

ベトナムの首都ハノイとホーチミンは1600キロほど離れているベトナムは南北に細長い国

しかし実際に面積を見てみると、ベトナムの面積は33万957平方キロメートルとASEAN諸国の中ではインドネシア、ミャンマー、タイに続いて4番目に大きく、世界でも66位。62位である日本とは4万平方キロメートルほどの差であるなど極端に小さい国ではありません。

特に南北で言えば端から端までは2000キロ以上距離があり、二大都市である首都のハノイと、経済都市ホーチミンでは1600キロ以上も離れているのです。実際、自分がホーチミンからハノイへバスで移動した際には、ほぼ丸二日を必要としました。

ベトナムで都市間を移動するのに使う高速バス

実は小国というイメージからは少し遠い、以外と大きな国であったりするのです。

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平均年齢28歳。若さに溢れる国ベトナム

日本の平均年齢をご存知でしょうか?

国立人口問題研究所の発表に寄れば、日本の平均年齢は46歳。どんどん高齢化が進行している現状が見て取れます。

これに対しベトナムの平均年齢はなんと28歳。平均年齢で実に15歳以上も日本より若いことがわかります。

街を歩いていても、学生の団体や子供達など、とにかく若い世代を見かけることが非常に多く、その活気を感じさせてくれます。

これは特に女性の平均結婚年齢が18−22歳とされるほど、若い年齢での結婚が多いことが大きな理由としてあげられます。ホーチミンなどの都会では晩婚化の傾向はありますが、田舎においては結婚年齢は男女ともに若く、早くから第一子を出産します。20前後で2、3人の子持ちというような若い女性を見かけることも決して少なくなく、それでいて40代に近くなってから出産する人もいるため、若い人が子供を抱いていても、姉妹なのか親子なのかさっぱりわからないこともしばしば。

ベトナムは95%以上が共働きのため、結婚しても女性も働きに出るのが基本ですが、両親や親戚など家族の距離が近いベトナムでは、小さな子供は家族で世話をすると考えが根付いているので、子供を育てやすい環境にあるというのも人口を増加させている要因と言えそうです。

54もの民族を持つ多民族国家ベトナム

実はベトナムは、54もの民族を持つ多民族国家です。一般的にベトナム人と言われる人々は、キン族と呼ばれる人々で、ベトナムの全人口のうち86%を占めています。ベトナム語と言われてベトナム国内の共通語となっている言語も、このキン族の言葉なのです。

こうした大多数派のキン族とは別にベトナム国内には、タイ(Tai)族やモン族など53もの少数民族の人々が暮らしています。最大の少数民族であるタイ族でも200万人ほど。最小の民族では1000人にも満たない人口しかいない少数民族の人々ではありますが、驚くべきことに、これら53の少数民族の人々はそれぞれに固有の言語を持っています。

ベトナム最北端ルンクー村のロロ族ベトナム最北端ルンクー村のロロ族

現在では民族によっては、少しずつ民族の言葉ではなく学校で勉強をするベトナム語しか話せないという若者も増えてきてはいますが、それでもお年寄りの世代では自分たちの言語とベトナム語を話したり、ベトナム語はまったく話せないという世代もいます。

中でもモン族は同時の文化や、言語などを保っている民族として知られていて、北部の観光都市サパなどで外国人相手に自分たちに文化を紹介しているモン族の中には、英語は喋れてもベトナム語を話せず、他のベトナム人とは英語でしか会話できないという人々もいます。

川で髪を洗うモン族の子供川で髪を洗うモン族の子供たち

少数民族の人々の多くは、北部や中部などの山岳地域など耕作に適さない土地で暮らしていることが多く、経済的にも教育的にもキン族より恵まれていない、というのが事実のようです。

モン族んp子供達

日本語は第二言語?親日気運高い国ベトナム

今ベトナムで高まっているのが日本語教育熱です。

ハノイ大学や、ホーチミン大学、ダナン大学など有名大学の外国語学部の日本語学科はもとより、ある程度大きな都市に行けば、日本語を学べる日本語センターは盛況となっていますし言語交換アプリや、サイトでも日本語を学びたいベトナム人学生が多く集まっています。最近では中学校や、高校で習う第二言語としても、英語の代わりに日本語を教える学校すらできているほどです。

これは直接投資額で言えば国別で第3位、また累積投資認可額で第2位となっているほどに、日本からのベトナムの投資金額が増加していることが、一つの理由としてあげられます。特に縫製関係の工場や、IT関連の進出も激しいダナンなどの中部ではその傾向を感じることが多く、非常に流暢に日本語を話す学生と出会うことも珍しくないのです.

日系企業も次々と東南アジアに進出しているハノイ郊外に進出したイオン

またベトナムで増加している観光客に対しても、英語を話すガイドの数は既に飽和状態で賃金も高くなく、マイナー言語を話せるガイドの需要が高まっていることや、平均給与で月3万円、4万円とも言われるベトナムよりはるかに多くの金額を貯金することができる日本で働くことを求めて、日本に来ることを希望する実習生の人たちも多くいることもこの状況の原因であるとも言えそうです。

また信頼性の高い日本製品、そして小さい頃からアニメなどの日本文化に触れて来たこともあってか非常に親日的な感情を見せる人も多いのです。

5つ星ホテルで2万円?高いコストパフォーマンス高い観光大国ベトナム

ベトナムは年に6%という高い数値でGDPが発展している国であり、3ヶ月旅をして帰ってきたらまったく新しいビルが立っていた、なんてこともある国でありますが、その中でも勢いのある業種の一つにあげられるのが観光業です。

2016年には前の年から26%という規模で観光客が増加し、1000万人の大台を突破。これを受けてベトナム国内ではシェラトンなどの5つ星ホテルなどが各地で次々建設されていて、長期滞在の外国人観光客を目当てにする観光業の発展はますます増加しそうな傾向にあります。

この観光客の増加の背景にあると見られるのが、ベトナムの物価の安さにあります。ベトナムドンは日本円で1円200ドン。地元向けのレストランで食べれば3万ドン(150円)程度で食事ができたり、45万ドン(2200円)も出せばプール付きの部屋に泊まることができたりするほど。

 

Aurora Riverside hotel Villaの室内

 

Aurora Riverside Hotel Villa のプール

5つ星ホテルですら日程によれば2万円程度で宿泊できてしまうこと、東南アジアにしてはさほど辛くないベトナム料理もあいまって、長期滞在するならば非常にコスパの高い国がベトナムであると言えそうです。日本からの観光客も年間74万人に達していて、中国、韓国についで世界3位になっています。

 まとめ

どうだったでしょうか。

ベトナムは非常に親日的な人々の多い国であり、道路状況などカオスなところがありながらもがありながらも、日本人が共感を抱けるような勤勉な人々も多い国民が多い国でもあります。

近年ベトナムへの投資熱の高まりや、旅行関係での繋がりが高まって来ているベトナムですが、一方ではこれまで聞いたことのない面白いとこがまだまだ残っているのも、ベトナムという国なのです。