ベトナムを含めた東南アジア旅行に行く時は、SIMフリーのスマホを持って行くとめっちゃ便利です!
一つの理由は現地でSIMカードを買い、格安で通信ができること。そしてもう一つはたくさんある便利なアプリの存在です。
自分自身、半年以上にわたってベトナム各地を北から南まで旅してきた時には現地に持ち込んだIphoneの存在に随分と助けられました。
と言うわけで、今回は自分のベトナム旅を支えてくれたアプリをいくつか紹介したいと思います。
Contents
地図アプリ
旅をしていてなにより心配なのは、迷子になることじゃないでしょうか。
アジアの国では、なぜかGPSの位置が日本に比べてよく狂います。現地で通信の契約をしていたり、ポケットWifiなどの通信手段を持ち込んでいないなら、日本で使うように正確に案内してもらうのはちょっと難しいかもしれません。
それでも地図アプリがあるとないとでは旅行するときの安心感が違います。
MAPS ME
最初に紹介するアプリは東南アジアの地図アプリとして、特に欧米系バックパッカーに圧倒的に支持されているMaps Meです。
ありがたいのは何と言っても、地図をあらかじめダウンロードしておけるところ。[/col2]
ホステルやカフェなどWifiのある場所で地図をダウンロードしておけば、オフラインでも案内をしてくれるのでかなり便利。ベトナムは本当にフリーWifiがあちこちにあるのでダウンロードする場所には困りません。
地図はハノイなどの中部、ダナンなどの中部、ホーチミンなどの三つのエリアに別れているので、自分が行く地域の地図を忘れずにダウンロードしておいたほうがいいですね!
Google Map
次に紹介するのは、地図アプリとしては知らない人はいないであろうGoogle Map。
たまに異常な回数乗り換えをさせたりもするものの、どの公共交通機関に乗ったらいいかまで案内してくれるのは嬉しいところ。
一応ダウンロードもできますが、Maps Meに比べオフライン地図がハノイ市内とか、ダナン市内のような狭い範囲の設定になっているので、移動が多い旅行者の場合は、あちこちの地図をダウンロードしなきゃいけないのが煩わしい。
ただやっぱり普段から使い慣れているって人も多いと思うので、モバイルWifiやSImカードを買って通信手段を確保している人はこちらで。
ベトナム語系アプリ
道の次に問題になるのが言葉の問題。ベトナム語では基本的に英語かベトナム語でコミュニケーションをとることになります。
観光地では英語はそこそこ通じますが、一歩田舎にいけば英語は使えず、ベトナム語しか話せない人は多いです。ベトナム語関係のアプリはもう一つの生命線とも言えます。
Google Translate
翻訳系のアプリと言えばこれ。
オフライン辞書という機能があって、ダウンロードしておけばネット回線がなくても辞書機能が使えるのは嬉しい。
日本語→ベトナム語の精度はちょっとイマイチなんだけど、英語→ベトナム語は精度が少し高めなので、英語に自身がある人はそちらを使ったほうが良さそう。
特にWifiやデータ通信があれば使える音声翻訳は、予想以上にしっかり意味を訳してくれる。使い勝手がかなりいいアプリなのでおすすめです。
HelloTalk
日本語が喋れる現地の友達が欲しいなーっていう人に絶対オススメしたいのが、言語交換アプリのHello Talk。
実習生などで日本を訪れる人が増えていることもあって、ベトナムでは日本語を習う人の数がどんどん増加してます。そういう日本語を習いたい日本人と、ベトナム語を習いたい日本人とでお互いに教えあえるのがHello Talkなんですね
こういう語学アプリって、英語なんかだと日本語を習いたい人と、英語を習いたい日本人の数が噛み合わなくて、なかなかちょうどいいパートナーを見つけるのは難しかったりするんですが、ベトナム語なら結構簡単に言語交換の相手は見つかります。
仲良くなると、現地で直接案内してくれたりして交友関係が広がります。行く前に何人かと連絡をとっておくと、日本語を喋れる地元の友達ができていい感じ。
でも出会い系じゃないので、変なメッセージを送ったりするのは禁物ですよ!
指差し会話帳
イラストと一緒に書かれた現地語を”指差す”ことで相手に気持ちを伝える指差し単語帳のアプリ版。
基本的にはGoogle translateで事足りるはずですが、どうしてもうまく翻訳できなくて伝わらない場合は、こちらのようなイラストで見せた方が伝わることがあります。
かさばる本は持って行きたくないという人がほとんどだと思うので、こちらの方が断然おすすめ。結構無料版でも使えます。
ただネット環境が不安だし、書籍版の方が…という人であればこちらのミニのほうが小さくてオススメです。
宿泊先探しアプリ
寝る場所をどうしようかというのは、旅行をする上では気になるところ。ベトナムは物価の安さもあって、もともと宿泊費は安いですが、うまく使うとさらに安い宿泊先が見つかることもあります。
Agoda
宿を探すサイトやアプリは結構色々ありますが、こうしたサイトは結構国によって得意な国が違っていたりします。
ベトナムを含め東南アジアで宿泊費が一番安い値段で予約できる可能性が高いのがAgoda。宿泊施設に直接支払う時よりもさらに安く泊まれることがあります。
Tripviser
予約サイトとしてはAgodaが便利だけど合わせて使うと便利なのがTripviserです。
ホテルの値段としては概ねAgodaが安いことが多いんですが、たまに他のサイトの方が安いこともあります。
TripviserのアプリではAgodaだけでなくBooking.comなど他のサイトとも比較して最安値を出してくれるので、ホテルによってはAgodaより安く泊まれます。
ただ対応しているホテルの数がAgodaより少ないこと。いずれにしてもどちらか一方で完璧ってことはないので、
Airbnb
「民泊」として日本広まってきているAirbnbもベトナムには結構あります。
Airbnbは最低価格が12ドルからということもあって、バックパッカーなどに比べれば高いがホテルよりは安いという部屋が結構あります。
個人が営業していることもあり値段のばらつきは大きいですが、同じ値段を出すならばホテルより設備がいいということは結構あるので、個人的には結構オススメ。
ベトナムは部屋貸しのため、何人泊まっても値段は変わらないので特にカップルなどでベトナムに来る人にオススメ。
通貨計算アプリ
ベトナムドンは非常に桁が多く、お金の価値がわかりにくい通貨です。
Currency Converter Plus
僕が実際にベトナムで使用していたのはCurrency Converter。
Iphone標準アプリに見た見た目で、非常に単純だったという理由だけで選んだものなので、特にこれだから!というこだわりがあるわけじゃありません。
Currency
同じく通貨の換算アプリ。通貨換算ソフトはだいたい似たようなものなので、好きなものを選べばいいかな。
アンドロイドの人はこちらで]
タクシー配車アプリ
ベトナムを含め、東南アジアでトラブルになりやすいのがタクシーでのぼったくり。しかしこれも配車アプリを使えば最安、最速、ぼったくりの心配もありません。
Grab
タクシーやバイタクの数も多く、圧倒的に使い勝手がいいのが、Grabです。
Grabは目的地を指定することで、自分がいるところまでタクシーが迎えに来てくれる配車アプリで、出発前にいくら支払うか表示されるのが特徴的。
ドライバーもぼったくりをして低評価をつけられたら仕事にならなくなるため、ぼったくりをしてくるドライバーには出会う心配はまずありません。
ただし使えるのはハノイやホーチミン、ダナンなどの大都市圏のみ。距離的にホイアンに行く人も使うことはできます。
Uber
Grabと同じ配車アプリ。
Uber対応のドライバーもいるのはいるんですが、対応しているドライバーの数がGrabに比べれば少ないのでベトナムに行くなら優先度は低くなります。
ただこちらも料金表示がされてぼったくりはされないなど、基本機能は同じなので、普段からUberを使ってる人はこちらでもいいかも知れません。
盗難防止アプリ
盗難防止アラーム
ベトナムなど東南アジアの国で日本人がもっとも巻き込まれることが多いのが、スマートフォンを盗まれるというもの。
カフェのテーブルに置き去りしてしまって持って行かれたり、歩きスマホをしていてひったくられたり。警戒心の薄い日本人はカモのように見られていることも事実なんですよね。
スマホは使ったらすぐ戻す。公共スペースで充電したまま席を離れたりしないなど、基本的には油断しなければ被害は防げますが、おき忘れたり盗まれたら大音量でアラームを鳴らしてくれる盗難防止アプリなんかもあるので、不安な人はこういうアプリを活用するのもおすすめ。
まとめ
今やベトナムを旅するのにも、スマホアプリは欠かせないツール。
今回紹介した13のアプリは、どれも旅を楽にしてくれる便利なツールです。
どれも使い安いアプリですが、スマホの容量に限度があるという人で全部ダウンロードできない人に個人的に絞って紹介するなら
Maps Me、Google Translate, Agoda, Grab,盗難防止アプリ
の5つかな。いずれにしてもアプリを使えるのと使えないのとでは、ベトナム旅行の難易度が随分変わります。
安全なベトナム旅行にするためにぜひ活用してみてください。