ベトナム

ベトナムのぼったくりはやばい!?被害を避ける6の心得

ベトナムのぼったくりはやばい!!

ベトナムは僕の大好きな国で、半年以上に渡ってこの国を北から南まで旅をしてきましたが、それでもどうもこの事実は揺るがせそうにありません

レストランで、空港で、お土産屋で…気づくかどうかは別にして、旅行者として訪れた人がぼったくりに一度もあわずに帰国できるってことは多分ほとんどないんじゃないでしょうか。

決まった料金を決まった場所で払うというシステムに慣れきった僕たち日本人にとって、ぼったくりされるって結構ショッキングな経験です。

半年近くベトナムで滞在し、各地でぼったくりの被害を受けてきた中で、ぼったくりの被害に合わない方法について見えてきたことがあります。

今回はベトナムでのぼったくりはなぜ起きるのか、どうすれば避けることができるのかについてお話します。

ベトナム、サパでぼったくり⁉︎ベトナムでぼったくりを受けた実例

サパでトレッキングツアーに参加した時のこと。昼食をとっている時、売り子の女性から、伝統工芸のバッグを買って欲しいとの売り込みがありました。

僕は長旅でものを持たない生活をしているので、普段はお土産を買いません。しかしその売り子の女性はトレッキングツアーに付いてきて、荷物を持ったり手を貸してくれたり、と何かと手を貸してくれていた人。断ることは難しいというのが本音でした。

彼女の提案してきた金額は50万ドン(2500円)。もとよりいらないものですし、結局交渉の末20万ドン(1000円)で買うことになりました。ベトナムと言えば定食が3万ドンで食べられる国ですからね。ベトナムでは高い買い物です。

しかし衝撃だったのはその後です。偶然立ち寄ったお店で、同じ商品がわずか5万ドンで販売されているのを見てしまったんですよね…

画像サパの土産物店サパ郊外の村にある土産物店。こうした店から商品を痛くされて販売しているような人たちもいる

つまり彼女は定価の10倍以上の値段で売りつけようとしてきたことになります。買った値段ですら4倍です。4倍。

他にもレストランに入れば、隣で食べているベトナム人と同じものを注文して、2倍の額を請求されたり、高速バスを手配してもらおうとした旅行会社で定価の3倍の額を請求されたりと、ぼったくりの例は山ほどあるんです。

ベトナムでぼったくりはなぜ起こるのか

ベトナムでぼったくりが多い理由には色々な理由をあげる人がいます。

一つにはベトナムが古くは中国から、19世紀以降はフランスやアメリカなど大国に振り回されてきた国だから、と指摘する人もいます。そのため文化的に、内と外とをはっきり分ける文化が生まれたという意見です。

確かにベトナムの人は仲良くなると非常に優しくおおらかで、ご馳走してくれたり無料で泊めてくれたりなんてことが結構あります。その一方でよそものと判断されている時は冷たくて、ぼったくりをふっかけてくることも多いわけですから確かに納得の行く話です。

そしてもう一つがベトナムが文化的に助け合いの国であるということ。ベトナムの人がありがとうと言わないという記事でも書きましたが、ベトナムの人は文化的に自然とお互いを助け合う文化があります。

長期で滞在してみると、ローカルの人同士でも浸水の被害にあったとか、家計が苦しいなんて時に、普段より高い値段でお客さんに商品を買ってもらっている、というような光景を見たことがあります。大変な時はお互い様、苦しい時は「お金を持っている人が無い人に与える」お互いが納得できるのなら普段より高いお金で売ってもいい、そんな価値観があるようです。

そんな事情もあって、外国人であり、彼らよりはお金を持っている僕たちのような旅行者に高いお金を要求してくることは、半ば当然の事と言えるのかも知れません。

ベトナムでぼったくりの被害を避けるための5つの方法

ただ文化的な事情があるにしても、どうもぼったくりというのは精神的によくないですよね。金銭的には大した事がなくても、日本人の感覚からすればどうしても「嘘をつかれた」「騙された」という感覚が持ってしまうのは無理もないことなんじゃないでしょうか。

ベトナムでぼったくりの被害を避ける方法はいくつかあります。

  1. 大手チェーンを利用する
  2. 店に入る前に値段を確認する
  3. 相場を知っておく
  4. タクシーを使う時はアプリを活用する
  5. 簡単なベトナム語を覚える
  6. 高額紙幣の利用を避ける

大手チェーン店を使用する

ぼったくりを避ける方法で一番わかりやすいのは、ズバリ全国チェーンの店を使うことでしょう。

日本製のお菓子も多く店に並んでいるベトナムのスーパーマーケット。料金がちゃんと表示されている。

ぼったくりが経済的にも、観光客のためにも良くないというのはベトナムの人も認識していることらしく、ベトナム国内でも値段をきっちり表示するスーパーなどは増え続けています

現実的にぼったくりを行うのは、小さな個人商店や個人経営のレストランです。個人商店では先ほど言ったように、お互いが納得できる値段で売るという約束ごとがあるため、安くなることもある代わりにぼったくりも発生します

チェーン店や量販店などでは、日本と同じように値札で料金を表示し、レジを通して精算しますから、ぼったくりにあうことは無いです。しかも料金的には個人商店より安く、水やコーラは約半額なんてこともあります。

ハノイの旧市街やホーチミンの一区など観光地区にはコンビニもあるほか、郊外の都市にもBig Cという名前の大型のスーパーチェーンが展開してるので、使える時にはこういた店を使うと間違いはなさそう。

店に入る前に値段を確認する

ただやはりベトナム。個人商店や個人経営のレストランしかない、なんて場合も結構あります。

レストランなどの場合、いちばんわかりやすいのは店に入る前に値段を確認しておくこと。

経験上、お金を払う段階になって「いくら?」と聞くのはちょっと危険。向こうからしてみれば

[voice icon=”https://www.tabigurashi.com/wp-content/uploads/2017/04/20170113215207-2.png” name=”ゆーと” type=”r”]私は、相場も知らない旅行者です。好きにぼったくってね![/voice]

と聞こえるらしく。地元の人の2倍、3倍と言った値段を請求されることが結構ありました。

食べた後にぼったくり価格だとわかっても、もう食べちゃっているわけでそこから交渉というのは難しい。値段を聞くならば店に入る前に確認しておき、値段に納得できるなら入るし、納得できないなら入らないようにすべきですね。

また最近は、ベトナム人向け店でも値段を表示していたり、観光客向けの店なら値段付きのメニューを外に置いているところも結構増えてます。

レストランなどでは料金が表示されているダナンのローカルレストランのメニュー

 

こういう店はちょっと他の店より高いこともありますが、ぼったくられて不快な思いをするくらいなら初めからちょっと高い店でいいやと思う人もいるはず。気になる人はそっちを使ったほうが精神衛生上はいいかもですね。

[aside]補足

ベトナムではお店の人が日本語を話せるということは少ないため、値段を尋ねる時は

[/aside]

相場を知ってぼったくりを避ける

ただ、メニューがある時ならともかく、いちいち値段を確認するのって正直面倒なこともあるんですよね。

ベトナムにも高い店から安い店までランクは色々ありますが、料金表示をしていないのは、ローカル向けの安い店なので、だいたい値段は同じくらいなもの。

なので支払う時にいかにも慣れてますよ、と言った雰囲気で他の店と同じくらいの値段を支払えばそれ以上請求しないし、ちゃんとお釣りもくれることがほとんどなんですね。

例えば、ローカル向けの定食屋でCon Ga(鳥定食)などを食べる時は、だいたい30000ドン(150円)を値段を聞かずに渡していました。

ダナンは少し相場が安く、ハノイやホーチミンではさらに少し高いこともありますが、だいたいこの範囲にしておくと、その店の値段と違っていても倍を請求されるということはまず無いからです。

 

他にも小さい水のペットボトルは25円。大きいボトルなら50円くらいがローカル価格の相場です。

相場に関しては、物価に関する記事でいろんなものの値段を書いていますので参考に

タクシーでぼったくりを避けるにはアプリを使う

レストランなどに並んでぼったくりにもっとも会いやすいのが、タクシーを使う時かなと思います。

ベトナムではタクシーによるぼったくりは深刻。特に白タクや、流しのバイクタクシーなどは、値段交渉しても後から追加料金を請求しようとしてきたり、たちが悪い人間が多い印象があります。

タクシーでのぼったくりを避けるには、緑色のマイリンタクシーなど大手のタクシー会社を使うのが一つ。そしてもう一つがアプリを活用する方法だ。

ベトナム、特にハノイ、ホーチミン、ダナン(ホイアンも)ではタクシー配車アプリUberGrabに対応しています。こうした配車アプリでは、乗る前に料金が表示されますし、しかも流しのタクシーなどより基本的には安いので、スマホを持っているならとりあえず入れて置いて損は無いはずです。

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ベトナムでぼったくりを避けるには簡単なベトナム語を覚えよう

最初に紹介したような文化的な理由もあって、ぼったくりをかけられるのは基本的には外国人です。

ただこのと、という感覚には、「ベトナム語が話せるかどうか」というとこが結構影響しているように感じます。

そのため片言でもなんでも、多少ベトナム語を喋れることが伝われば、それだけで優しくしてくれるってこと結構あります。

 

ぼったくりが多い国ということで、ベトナムの人のことをケチと思ってしまいがちですが、実際は結構太っ腹。僕自身、レストランでタダにしてもらったり、お土産をもらったりしたことも何度かあります。

ベトナムの人に友達とみなしてもらうためには、言葉を喋るのがいちばんです。

xin chào (シンチャオ)=こんにちは
ngon (ンゴン)=おいしい

高額紙幣を使う店は選ぶ

最後に紹介する方法は、高額紙幣を利用する店は選ぶことです。

あるローカルのレストランで3万ドンのフォーを食べ20万ドン(1000円)で支払った時、お釣りを25000ドン(125円)で済まされそうになったことがあります。17万5000ドン(875円)のフォーなんてベトナムではよほどの高級店でもありえない値段。明らかに釣り銭をごまかそうとした行為です。

ベトナムドンだといちばん高額な50万ドンでも2500円なので、あまり高額紙幣という感覚はないかも知れません。しかしベトナムでは大卒での初任給が4万程度であることを考えると、20万ドン(1000円)や50万ドン(2500円)は結構な高額紙幣です。

ベトナムの商店やレストランでは、外国人がこうした高額紙幣を持っているのを見た途端「なんとか少しでも多くお金をとれないか」という態度に変わるのを何度か目にしました。ローカルの店では釣り銭を足りなくて支払いを断られることもあるし、どんな人間が見てるかもわからないので防犯の意味でもおすすめはできません。

そんなこともあって、僕は財布を二つにわけ、高額紙幣は基本的にスーパーコンビニホテルなどレシートがもらえて、できるだけ信頼がおけるところでのみ使うようにしています。

画像マネークリップに挟んだ1万ドン小額紙幣のみ、マネークリップや財布に入れておけば余計な注意は引かなくてすむ

そこで崩れた5万ドン以下(場合によっては10万ドン以下)の紙幣だけ、サブの財布かマネークリップに入れておいてローカルの店で使うようにすれば、高額紙幣で余計な注意を引くことも、釣り銭をごまかされることも無いのでおすすめです。

まとめ

ベトナムは親しみ安く、親日的で優しい人々に出会える国。美しいビーチや美味しい食事に出会える僕も大好きな国です。

しかしその一方で、ぼったくりと呼ばれる行為が横行していて、そのことがリピーター率を下げている原因なのではと感じることもあります。

 

ぼったくりは値段的なダメージや大したことはないものの、心のダメージが大きいです。

最近になって政府では観光客のリピーター率を上げるために、ぼったくり撲滅に励んでいますが、まだまだ十分とは言えません。ぼったくりを避けるには自衛しかありません。せっかく異国を訪れるのです、トラブルを避けて楽しく過ごしたいものです。